手鍋(読み)テナベ

精選版 日本国語大辞典 「手鍋」の意味・読み・例文・類語

て‐なべ【手鍋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. てとりなべ(手取鍋)
    1. [初出の実例]「米を持参、てなへに入候て」(出典:梅津政景日記‐慶長一七年(1612)四月二日)
  3. 人を使わないで、自分で煮たきをすること。
    1. [初出の実例]「手なべでもくらされまい物でもなし」(出典:浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む