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自炊 ジスイ

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デジタル大辞泉の解説

じ‐すい【自炊】

[名](スル)
自分で食事をつくること。「外食をせずに自炊する」「自炊生活」
手持ちの書籍や雑誌を裁断・解体し、各ページをイメージスキャナーで読み取り、電子書籍化すること。→スキャン代行サービス

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監修:松村明
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パソコンで困ったときに開く本の解説

自炊

自分が所有している紙の書籍をスキャナで取り込んでデジタルデータに変換し、電子書籍として扱えるようにする行為のことです。書籍を刃物で断裁して分解し、変換作業を行う様子が、包丁などを使って自分で料理をするのに似ていることから「自炊」と呼ばれるようになりました。
⇨EPUBPDF、スキャナ、電子書籍

出典|(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本
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大辞林 第三版の解説

じすい【自炊】

( 名 ) スル
自分で飯を炊くこと。自分で食事を作ること。 「アパートで-する」 「 -生活」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

自炊
じすい

書籍や雑誌を所有者がデジタルデータ化し、電子書籍をつくること。ファイル交換ソフトにおいて流通していた、著作権侵害を前提としたコミックススキャンデータ作成に端を発するアンダーグラウンドな隠語である。「自炊」という呼称の由来としては、自分で材料(書籍)を用意し、調理(データ化)までする作業を炊事作業に擬した説や、音楽CDソフトウェアメディアからデータを抜き出す作業を「吸う」とよんでいたため、それに自らがデータをつくること組み合わせて「自吸い」とよびそれが転訛したという説がある。タブレット端末電子ブックリーダーなどの電子書籍の閲覧機器が急速に普及する一方、権利や契約などの整備の遅れから、電子書籍化される日本語コンテンツが少ないため、また省スペースや持ち運びの際の便利さという観点から、コミックスのみならず一般の書籍においても自炊の動きが広がった。具体的な作業の流れは、本を綴(と)じている背の部分を裁断して解体し、ばらばらにしたページをイメージスキャナーで読み取り、データ化するのが一般的である。また、専用の裁断機や書籍を分解せずに読み取りを可能にしたスキャナーも販売されている。自炊したデータを電子書籍として閲覧、保存、管理するパソコン用ソフトウエア、携帯端末用のアプリやインターネットを通じたクラウドサービスも出現している。
 2011年(平成23)ごろから、このような電子化の作業を請け負う代行業者が急増し、自炊代行サービス、スキャン代行サービス、スキャニング代行サービスなどの名称でよばれている。書籍や雑誌を電子化する行為は、本の持ち主が個人的に楽しむための私的複製である場合は著作権上の問題とはならない。しかし、スキャンされた本やデータの転売・譲渡が横行し、人気小説の海賊版電子書籍が海外ウェブサイトで販売されるといった違法行為も増え、作家が訴訟を起こすケースも出ている。電子書籍の無許可流通を防ぐ対策として、出版社に新たな出版物原版権を与える案が検討されている一方、自炊代行業者側は、2013年6月に日本蔵書電子化事業者協会を設立し、作家や出版社の利益を損なわない配慮をしたルールの策定を進めている。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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