手鞠歌(読み)てまりうた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

手鞠歌
てまりうた

童歌 (わらべうた) の一種。子供が手鞠を使って遊戯するときに歌う歌。つく数を数えるため,数え歌形式の歌が多いが,長い物語形式の歌もあり,全国各地に数多く伝えられている。

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世界大百科事典 第2版の解説

てまりうた【手鞠歌】

〈まり(鞠)歌〉とも〈まりつき(鞠突)歌〉ともいい,わらべ歌のうち最大の量を擁する遊戯歌。現在伝承されている各地の手まり歌を,その内容や形式のうえから大別すると,まず第1に〈一つとや〉とか,〈大黒様という人は〉〈一番始めは〉〈一匁(もんめ)の一助(いすけ)さん〉のように,おおむね数詞を中心として展開していくものと,他は〈向う横町のお稲荷さんへ〉とか,〈山寺の和尚さんは〉〈わしの大事なお手鞠さァまは〉のように,いろいろな社会的事象――教訓的なもの,名所図絵風なもの,物語風なもの――を歌の中によみこんだ叙事詩的な内容をもつものとに分けることができる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

てまり‐うた【手鞠歌】

〘名〙 子どもが手鞠をつく時にうたう歌。《季・新年》
雑俳・蝉の下(1751)「二代目は年忘れにも手鞠哥」

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