デジタル大辞泉 「通す」の意味・読み・例文・類語
とお・す〔とほす〕【通す/▽徹す/▽透す】
1
㋐一方から他方へ突き抜けさせる。「針に糸を―・す」
㋑まんべんなくゆきわたらせる。「中まで十分に火を―・す」
㋒二点間を結ぶ道筋をつくる。「バイパスを―・す」
㋓正しい筋目をつける。「話の筋を―・す」
2
㋐ある点を過ぎて行かせる。「車を止めて人を―・す」
㋑(人を)屋内や室内に導き入れる。「客間に―・す」
㋒人を仲立ちとして、また、物を隔ててそのことをする。「先生を―・して頼む」「レンズを―・して見る」
㋓料理店などで、客の注文を帳場に取り次ぐ。
3
㋐審査して成り立たせる。「法案を―・す」
㋑無理やりに受け入れさせる。「我を―・す」
4
㋐最後までその状態を続ける。「独身で―・す」
㋑全期間、また、全体にわたってする。「夜を―・して話す」「書類に目を―・す」
5 (動詞の連用形について)最後まで…続ける。「遂にやり―・した」
[可能]とおせる
[下接句]一念岩をも通す・牛は願いから鼻を通す・思う念力岩をも通す・女の一念岩をも通す・我を通す・気を通す・
[類語](1)(2)通う・