刺通す(読み)サシトオス

デジタル大辞泉 「刺通す」の意味・読み・例文・類語

さし‐とお・す〔‐とほす〕【刺(し)通す】

[動サ五(四)]先のとがったもので反対側まで穴をあける。また、その穴にひもなどを通す。「針を―・す」「束ねた原稿にひもを―・してとじる」
[類語]突き刺す突き通す突き抜く貫く貫通刺し貫くぶち抜く通す縦貫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「刺通す」の意味・読み・例文・類語

さし‐とお・す‥とほす【刺通】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. とがったもの、鋭いもので突き通す。刺し貫く。
    1. [初出の実例]「其の折敷(をしき)の穴に、鼻を指(さ)し通して」(出典今昔物語集(1120頃か)二八)
  3. 同じやり方、態度などを貫く。
    1. [初出の実例]「始終賢の機で指し透し、終に気を転ぜぬ」(出典:巨海代抄(1586‐99)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む