デジタル大辞泉
「貫く」の意味・読み・例文・類語
つな‐ぬ・く【▽貫く】
[動カ四]「つらぬく」に同じ。
「形代が首を切って剣の先に―・き給へば」〈謡・調伏曽我〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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つら‐ぬ・く【貫】
- 〘 他動詞 カ行五(四) 〙
- ① 端から端へ、または表から裏へつき通す。ぬく。
- [初出の実例]「穿継(ツラヌキ)畢りなば、又更に真言七遍持誦し」(出典:蘇悉地羯羅経略疏寛平八年点(896)二)
- ② はじめから終わりまでつづけ通す。
- [初出の実例]「君が代にあふぎと見れば氷すら千代をかねてぞ結びつらぬく」(出典:栄花物語(1028‐92頃)暮待つ星)
- ③ はじめの気持や考えを変えることなく最後まで守る。
- [初出の実例]「親の素志も貫き貴君の御名誉にも」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下)
つな‐ぬ・く【貫】
- 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 =つらぬく(貫)
- [初出の実例]「膝ぶしをかせぎに射つなぬかれて」(出典:長門本平家(13C前)八)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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