打点(読み)ダテン

デジタル大辞泉 「打点」の意味・読み・例文・類語

だ‐てん【打点】

野球で、打者安打犠牲打四死球などによって自軍にもたらした得点
テニスバレーボールなどの球技で、球を打つ位置。「高い打点から球を打ち込む」

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精選版 日本国語大辞典 「打点」の意味・読み・例文・類語

だ‐てん【打点】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「打」は、意味のない接頭辞 ) しつらえること。こしらえること。
    1. [初出の実例]「即今にては新約克府(ニューヨーク)の会社にて、正に打点せる空船、尤も進歩の功を顕はせりと云」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
  3. 野球で、打者が安打、犠打、四死球などで走者を得点させたときに、打者に与えられる点。
    1. [初出の実例]「そして打点も八十一を記録してユ・リーグの一位を占めている」(出典:完全試合(1961)〈佐野洋〉六)
  4. バットラケットを振って球に当てるときの球の位置。バレーボールでは、スパイクを打つ高さ。「打点が高い」

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普及版 字通 「打点」の読み・字形・画数・意味

【打点】だてん

しらべる。

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