投掛ける(読み)ナゲカケル

デジタル大辞泉 「投掛ける」の意味・読み・例文・類語

なげ‐か・ける【投(げ)掛ける】

[動カ下一][文]なげか・く[カ下二]
投げて掛ける。「帽子を―・ける」
相手に届くように送る。「熱い視線を―・ける」
相手や関係のある方面問題などを提起する。「疑問を―・ける」
寄りかかるようにする。「身を―・ける」
投げるようにして着せかける。「肩に羽織を―・ける」
「一族五人、腹巻取って―・け―・け、皆高紐しめて」〈太平記・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android