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折紙方 おりがみかた

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世界大百科事典 第2版の解説

おりがみかた【折紙方】

室町幕府において政所が所管した部局。訪銭(とぶらいせん)など,将軍が他へ贈進する金品を扱った。納銭方と同様に土倉などの商人数人で構成され,しかるべき権益と引換えに幕府に対して金品の上納が義務づけられていたと推測されている。直接その存在を示す史料として,蜷川親元の日記《親元日記》寛正6年(1465)5月25日条の〈慈恩寺に対する訪銭の支出を折紙方が渋ったので納銭方に申し付けた〉という記事と,《大館常興日記》天文9年(1540)4月3日条の〈乳女3人に対する給与が2月滞っているが御倉に無いので折紙方の一人に申し付けてはどうか〉という記事等が紹介されているが,その構成,幕府財政機構においてどんな役割を負ったかなど,詳しいことは明らかにされていない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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