抱関撃柝(読み)ホウカンゲキタク

精選版 日本国語大辞典 「抱関撃柝」の意味・読み・例文・類語

ほうかん‐げきたくハウクヮン‥【抱関撃柝】

  1. 〘 名詞 〙 門を守る人と、拍子木を撃って夜警をする人。身分の低い小役人をいう。
    1. [初出の実例]「若ししひて奉公をのぞみ士たらんことを求めば、〈略〉抱関撃柝(げきたく)のつとめやすきつとめをなして身を終るべし」(出典山鹿語類(1665)二一)
    2. [その他の文献]〔孟子‐万章・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「抱関撃柝」の解説

抱関撃柝

門番と夜警。身分の低い役人のたとえ。

[使用例] 抱関撃柝の小吏も、今日は車馬高軒の大臣となり[井上勤訳*狐の裁判|1884]

[解説] 「抱関」は門番、「撃柝」は拍子木を打って夜警をする人。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む