精選版 日本国語大辞典 「押入」の意味・読み・例文・類語
おし‐い・る【押入】
[1] 〘自ラ五(四)〙 (「おし」は接頭語)
① むりやりにはいる。強引にはいりこむ。
※後撰(951‐953頃)夏・一八二・詞書「さけたうべんとて、をしいりて侍りけるを」
② ひっこむ。いりこむ。
[2] 〘他ラ下二〙 ⇒おしいれる(押入)
おし‐い・れる【押入】
〘他ラ下一〙 おしい・る 〘他ラ下二〙 物や人を、他の物の中へ押して入れる。押すようにして入れる。無理に入れる。
おし‐いれ【押入】
※雑俳・柳多留‐一(1765)「押入の戸や絹張りて人を呼び」
おし‐いり【押入】
※金刀比羅本保元(1220頃か)下「郎等の一人落残たりけるに、打入、をし入せさせて、明しくらしけるほどに」
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