押入(読み)おしいれ

精選版 日本国語大辞典 「押入」の意味・読み・例文・類語

おし‐いれ【押入】

  1. 〘 名詞 〙 日本間で、ふとんその他の道具などをしまっておく物入れ場所。普通は奥行三尺で、ふすま、戸などがついている。おしこみ。押し入れ戸棚。〔羅葡日辞書(1595)〕
    1. [初出の実例]「押入の戸や絹張りて人を呼び」(出典:雑俳・柳多留‐一(1765))

おし‐いり【押入】

  1. 〘 名詞 〙 他人の家などに無理にはいりこむこと。また、そのようにして金品を強奪すること。また、その者。おしこみ。強盗
    1. [初出の実例]「郎等の一人落残たりけるに、打入、をし入せさせて、明しくらしけるほどに」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

リフォーム用語集 「押入」の解説

押入

寝具衣類・道具などを収納するための空間。西洋建築にはない日本建築独特の空間で、洋風の住宅に見られる通常の収納に比べて、大きいのが特徴

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