担ひ買ひ(読み)ニナイガイ

精選版 日本国語大辞典 「担ひ買ひ」の意味・読み・例文・類語

にない‐がいになひがひ【担買・荷買】

  1. 〘 名詞 〙 天秤棒(てんびんぼう)両端に物をつるしてかつぐように、ひとりふたりの遊女を同時に買うこと。
    1. [初出の実例]「亭主はなをおこりて嶋原の野風新町の荻野此二人を毎日荷(ニナ)ひ買(カイ)して」(出典浮世草子好色五人女(1686)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む