持者(読み)ジシャ

精選版 日本国語大辞典 「持者」の意味・読み・例文・類語

じ‐しゃヂ‥【持者】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じきょうじゃ(持経者)」の略 ) つねに経典を受持し、経文陀羅尼(だらに)などを念誦(ねんじゅ)する人。
    1. [初出の実例]「かのつきし人は、かしこきちしゃにて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)春日詣)
    2. 「本は叡山の学侶、多年法花の持者也」(出典:平家物語(13C前)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む