コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

持経者 じきょうしゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

持経者
じきょうしゃ

仏教において,経典を信じて保ち,それを読誦する者。大乗経典には経典を受持することの功徳が多く説かれているが,日本では特に『法華経』を受持し読誦する者を持経者といった。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

じきょう‐じゃ〔ヂキヤウ‐〕【持経者】

経典を受持し、もっぱら読経する者。特に、法華経を読誦(どくじゅ)する者。持者

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

じきょうしゃ【持経者】

経を受持(じゆじ)することを持経というが,持経者とは,むしろ経を読誦(どくじゆ)する者をいう。読誦する経のほとんどが《法華経》であるから,持経者という場合,《法華経》を受持読誦する僧を指した。持経者はときに(ひじり)ともいわれるように,おおよそ平安時代中期以降に社会的概念にまでなった聖のなかで,とりわけ《法華経》を読誦する聖が持経者とよばれた。《大日本法華経験記》はこうした持経者の略伝と法華経霊験譚を集めている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

じきょうじゃ【持経者】

いつも持経している人。特に、「法華経」を読む者。持者。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の持経者の言及

【法華経】より

…平安時代の文学にも《法華経》の思想は大きな影響を与え,法華経和歌や説話を生んだ。古代末期には持経者(じきようしや)と呼ばれる《法華経》の修行者が活動し,《法華経》の信仰は庶民の間にも広く浸透した。このような法華経信仰の広がりを背景に,鎌倉時代に日蓮が現れて《法華経》の純粋な信仰を主張し,題目を唱えることをすすめた。…

※「持経者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

持経者の関連キーワード差し当てる拾遺往生伝薬王菩薩差当てる円教寺乙宝寺鎮源鑁阿春朝遊行円善性空仁鏡屈請

今日のキーワード

主婦休みの日

1、5、9月の25日。年3回。株式会社サンケイリビング新聞社が制定。主婦にはリフレッシュ、ほかの家族には家事を提唱する。年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みといった忙しい期間の後に設定されている。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android