挙措進退(読み)きょそしんたい

四字熟語を知る辞典 「挙措進退」の解説

挙措進退

日常のちょっとした動作での身のこなし。たちいふるまい。

[使用例] 挙措進退、どこにも軽々しい風が見えない[中山義秀原田甲斐|1952]

[使用例] すでに西鶴のハナシやハナシぶりや、ひいてはその挙措進退から人柄などについての高名がきこえていたことを[山本健吉古典現代文学|1955]

[解説] 「挙措」の「挙」は上にあげる、「措」は下におくこと。すなわち手を挙げることと下げることで、ふるまいのこと。「進退」もふるまいのことで、同じような意味合いの語を重ねて強調した表現

[類語] きょどう挙止進退

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android