挿頭草(読み)カザシグサ

精選版 日本国語大辞典 「挿頭草」の意味・読み・例文・類語

かざし‐ぐさ【挿頭草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物「ふたばあおい(二葉葵)」の古名。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「神まつる今日のみあれのかざし草長き世かけてわれや頼まむ〈藤原資季〉」(出典:秋風抄(1250)夏)
  3. ( 「新古今‐春下」の「ももしきの大宮人はいとまあれや桜かざしてけふもくらしつ」の歌による ) 植物「さくら(桜)」の古名。《 季語・春 》 〔蔵玉集室町)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む