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捨扶持 すてぶち

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

捨扶持
すてぶち

江戸時代,由緒ある家の老,幼,婦女,廃疾者を救助するために恵与された禄米をいう。通常の扶持米は1人1日玄米5合であったが,1人捨扶持は1日玄米4合4勺8才であった。転じて役に立たない者に支給される扶持米を呼ぶこともある。

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デジタル大辞泉の解説

すて‐ぶち【捨(て)扶持】

江戸時代、由緒ある家の老幼・婦女・身体障害者などに救助のために与えた扶持米
転じて、役に立たない者へ捨てるつもりで与える給料や生活費。「捨て扶持で雇っておく」

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世界大百科事典内の捨扶持の言及

【堪忍分】より

…堪忍とは食糧,生計の資,ひいては〈生計を保つ〉という意である。堪忍分には,将軍の息女に与えられる化粧料,大名が客分の士や討死した家臣の遺族に与える捨扶持(すてぶち),合力(ごうりよく)などのほかに,改易された大名に幕府が与える場合があった。1619年(元和5)改易された福島正則に与えられた信濃川中島4万5000石,32年(寛永9)改易の加藤忠広に与えられた出羽丸岡1万石,40年改易の生駒高俊に与えられた出羽矢島1万石などが,その例である。…

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