提灯を持つ(読み)チョウチンヲモツ

デジタル大辞泉 「提灯を持つ」の意味・読み・例文・類語

提灯ちょうちん・つ

ある人の手先となってその人をほめてまわるたとえ。
[類語]言い触らす言い散らす触れ回る触れ歩く触れ込む触れ込み吹聴

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精選版 日本国語大辞典 「提灯を持つ」の意味・読み・例文・類語

ちょうちん【提灯】 を 持(も)

  1. 他人の手先となり、頼まれもしないのにその人のために努力し、また、その人をほめてまわる。
    1. [初出の実例]「蓋し大臣の提灯(チャウチン)を持ちて洋行し、長者財嚢に入りて闊歩するも」(出典帰省(1890)〈宮崎湖処子〉六)

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