触込む(読み)フレコム

デジタル大辞泉 「触込む」の意味・読み・例文・類語

ふれ‐こ・む【触(れ)込む】

[動マ五(四)]前もって広く知らせる。多く、実際とは異なり誇大に宣伝する場合にいう。「一流モデルだと―・む」
[類語]言い触らす言い散らす触れ回る触れ歩く提灯を持つ触れ込み吹聴

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「触込む」の意味・読み・例文・類語

ふれ‐こ・む【触込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. 前もって広く知らせる。宣伝する。多く、実際とは違って宣伝する場合にいう。
  3. 申し入れる。
    1. [初出の実例]「屋敷に行て、藩主に御目に懸りたいと触込(フレコ)んで、藩主に面会した」(出典福翁自伝(1899)〈福沢諭吉雑記)

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