播遷(読み)はせん

精選版 日本国語大辞典 「播遷」の意味・読み・例文・類語

は‐せん【播遷】

  1. 〘 名詞 〙 遠くをさすらうこと。遠国をさまよい歩くこと。
    1. [初出の実例]「官軍数失利、帝播遷南山」(出典日本外史(1827)一八)
    2. 「制を外臣に受け先王播遷の後、徒に虚器を擁するのみ」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉六)
    3. [その他の文献]〔列子‐湯問〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「播遷」の読み・字形・画数・意味

【播遷】はせん

播越。〔列子、湯問〕伯の國に大人り、足を擧ぐること數に盈(み)たずして五山に曁(およ)ぶ。代輿(たいよ)・員(ゑんけう)の二山北極れ、大に沈む。仙の播する計(ばかり)。

字通「播」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android