デジタル大辞泉 「政治倫理」の意味・読み・例文・類語 せいじ‐りんり〔セイヂ‐〕【政治倫理】 政治家が持っていなくてはならない規範。政治にたずさわる者として、汚職や詐欺さぎなどを許さないとする道徳心。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「政治倫理」の意味・わかりやすい解説 政治倫理せいじりんり 国民全体の代表者として公平・公正に行動するために政治家が持たなければならない行動規範。中でも,それに反したとしても実定法に触れない場合について政治倫理という言葉がしばしば使われる。最近の日本政治で政治倫理問題との関係で言及された政治家は,ロッキード事件にかかわった田中角栄元首相である。裁判で係争中の田中議員に対して野党は議員辞職勧告決議案を提出したが,その根拠は政治倫理であった。そしてこの問題を機に 1985年に国会では,政治倫理綱領と行為規範の制定,政治倫理審査会が設置された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by