本来の教会国家は教皇領の意味であるが,皇帝教皇主義の反対語として用いられ,神政政治と同義に解される。世俗権力を教権のもとに服属させる国家の形態をいう。中世ヨーロッパにおいてはカトリック教会の理想とされ,ルカ伝の「両剣論」(聖・俗両剣はともに教会に属し,前者は直接教会の手で,後者は教会の委託により俗権の手で用いられるという理論。12世紀のベルナルドゥスなどに引用されている)を根拠として,グレゴリウス7世からウルバヌス2世をへて,インノケンティウス3世時代にその実現をみた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
「ヨゼフィニスムス」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新