文化産業(読み)ぶんかさんぎょう(その他表記)Kulturindustrie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「文化産業」の意味・わかりやすい解説

文化産業
ぶんかさんぎょう
Kulturindustrie

M.ホルクハイマーと T.アドルノが『啓蒙の弁証法』において批判した啓蒙の退落形態の一つ。芸術の複製技術 (映画,ラジオ) の発展とともに文化が大量生産 (商品化) の対象となったことで,芸術の批判的契機が失われ,啓蒙が次第に大衆文化イデオロギーへと退行していく現象を意味する。彼らの批判対象は 1940年代のアメリカにおいて興隆したジャズ,メロドラマ,広告などに及ぶ。それらに共通するのは統一的規格に大衆を組込むことで,大衆に現実からの逃避と娯楽への安住を約束しつつ,同時に大衆を操作の対象として飼い慣らすことである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...

初恋の用語解説を読む