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文化産業 ぶんかさんぎょうKulturindustrie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

文化産業
ぶんかさんぎょう
Kulturindustrie

M.ホルクハイマーと T.アドルノが『啓蒙弁証法』において批判した啓蒙の退落形態の一つ。芸術の複製技術 (映画,ラジオ) の発展とともに文化が大量生産 (商品化) の対象となったことで,芸術の批判的契機が失われ,啓蒙が次第に大衆文化イデオロギーへと退行していく現象を意味する。彼らの批判対象は 1940年代のアメリカにおいて興隆したジャズ,メロドラマ,広告などに及ぶ。それらに共通するのは統一的規格に大衆を組込むことで,大衆に現実からの逃避と娯楽への安住を約束しつつ,同時に大衆を操作の対象として飼い慣らすことである。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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