文庫紙(読み)ブンコシ

デジタル大辞泉 「文庫紙」の意味・読み・例文・類語

ぶんこ‐し【文庫紙】

数枚の紙をのりではり合わせたもの。白地のものは帳面表紙に用い、また表面彩色模様などを施したものは反物帛紗ふくさ・襟地などを包むのに用いる。ぶんこがみ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「文庫紙」の意味・読み・例文・類語

ぶんこ‐がみ【文庫紙】

〘名〙 数枚の紙を糊で張り合わせたもの。白地のまま帳面の表紙に用い、あるいは表面に美しい彩色・模様を印刷して、反物・袱紗(ふくさ)などを包むのに用いる。ぶんこし。
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋「『福井本場』と摺込んだ文庫紙(ブンコガミ)に包まれて、白い奉書紬が一匹

ぶんこ‐し【文庫紙】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android