文芸文化(読み)ぶんげいぶんか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「文芸文化」の意味・わかりやすい解説

文芸文化
ぶんげいぶんか

文芸雑誌。1938年(昭和13)7月から44年8月まで刊行。全70冊。斎藤清衛(きよえ)門下の4人の国文学者(蓮田善明(はすだぜんめい)、栗山(くりやま)理一、池田勉(つとむ)、清水文雄)が同人となって、日本の古典精神の復興を意図して出した。同人のほかに、斎藤清衛、久松潜一、風巻景次郎、松尾聰(さとし)らの国文学者、保田与重郎(やすだよじゅうろう)、伊東静雄、田中克己(かつみ)ら『日本浪曼(ろうまん)派』『コギト』同人の多くが執筆した。蓮田「鴨長明(かものちょうめい)」、栗山「定家伝」、池田「在原業平(ありはらのなりひら)」、清水「式子内親王(しきしないしんのう)」などや、三島由紀夫(ゆきお)「花ざかりの森」(1941)その他が載った。復刻版(1971)がある。

大久保典夫

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