( 1 )「いつ(厳)」の派生語で、本来は潔斎して神へ奉仕する意味。
( 2 )類義語「いはふ(斎・祝)」との意味上の区別は難しいが、古代では、「いつく」は対象をあがめる面が強く主に神官の行為にいい、「いはふ」は吉事を招くという目的の面が強く、一般人の行為にもいう。
( 3 )「いつきのみこ(斎皇女)」などは原義を残す用法だが、平安朝の物語では転じて、一般人が対象を崇めるように大切にする意が生じ、「あがむ(崇)」「うしろみる」「かしづく(傅)」に近接してくる。
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新