斎藤百外(読み)さいとう ひゃくがい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤百外」の解説

斎藤百外 さいとう-ひゃくがい

1814-1895 明治時代書家
文化11年生まれ。穀物商をいとなむが遊興にふけり,60歳のころ改心して書家をこころざす。荻田雲涯に師事し,70歳をすぎて一家をなした。全国をまわり,東京では勝海舟,山岡鉄舟らをおとずれ,揮毫(きごう)をかわした。明治28年9月18日死去。82歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身通称は政治郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android