斟量(読み)しんりょう

精選版 日本国語大辞典 「斟量」の意味・読み・例文・類語

しん‐りょう‥リャウ【斟量】

  1. 〘 名詞 〙 おしはかること。斟酌酌量推量
    1. [初出の実例]「絶無構成、於事斟量、極乖崇敬」(出典続日本紀‐霊亀二年(716)五月庚寅)
    2. [その他の文献]〔顔氏家訓‐省事〕

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普及版 字通 「斟量」の読み・字形・画数・意味

【斟量】しんりよう(りやう)

はかり考える。〔顔氏家訓、省事〕祿登らざるは、信(まこと)に天命に由る。~材能を比し、功伐功績)を斟量し、色を(はげ)しくし、聲を揚(あ)げ、東怨西怒す。~此れを以て官を得、謂ひて才力と爲すは、何ぞ盜してを致し、竊衣(せつい)してを取るに異ならんや。

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