斟量(読み)しんりょう

精選版 日本国語大辞典 「斟量」の意味・読み・例文・類語

しん‐りょう ‥リャウ【斟量】

〘名〙 おしはかること。斟酌酌量推量
続日本紀‐霊亀二年(716)五月庚寅「絶無構成、於事斟量、極乖崇敬」 〔顔氏家訓‐省事〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「斟量」の読み・字形・画数・意味

【斟量】しんりよう(りやう)

はかり考える。〔顔氏家訓、省事〕祿登らざるは、信(まこと)に天命に由る。~材能を比し、功伐功績)を斟量し、色を(はげ)しくし、聲を揚(あ)げ、東怨西怒す。~此れを以て官を得、謂ひて才力と爲すは、何ぞ盜してを致し、竊衣(せつい)してを取るに異ならんや。

字通「斟」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android