酌量(読み)シャクリョウ

デジタル大辞泉 「酌量」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「酌量」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐りょう‥リャウ【酌量】

  1. 〘 名詞 〙 酒または米などの量をはかること。転じて、決定処分などにあたって事情をよく考慮すること。斟酌。
    1. [初出の実例]「善くこれを酌量(〈注〉シンシャク)審裁し、当然の道に合(かな)ふものを成人〈略〉と称すべし」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)
    2. [その他の文献]〔白居易‐譲絹状〕

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普及版 字通 「酌量」の読み・字形・画数・意味

【酌量】しやくりよう(りやう)

分量を考える。事情をくむ。唐・陸亀〔(皮)襲美~に代りて書して之れに寄す〕詩 自ら與(とも)に(せんやく)の水を量し 別に書(さいしよ)の牀を安置せしむ

字通「酌」の項目を見る

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