酌量(読み)シャクリョウ

デジタル大辞泉 「酌量」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐りょう〔‐リヤウ〕【酌量】

[名](スル)事情をくみ取って、処置処罰などに手ごころを加えること。斟酌しんしゃく。「情状酌量する」
[類語]斟酌推量推測推察推定察し推断推認了察明察賢察高察拝察憫察びんさつ推考端倪たんげい邪推類推憶測配慮揣摩しま揣摩憶測しまおくそく心配り気配り心遣い気遣い推し量る酌み取る思い思い勘繰る思いやるおもんぱかる推し当てる心当て気を回す見越す察する感じ取る手加減容赦匙加減お手盛り手心手心を加えるお手柔らか手柔らかお情け忖度そんたく

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精選版 日本国語大辞典 「酌量」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐りょう‥リャウ【酌量】

  1. 〘 名詞 〙 酒または米などの量をはかること。転じて、決定処分などにあたって事情をよく考慮すること。斟酌。
    1. [初出の実例]「善くこれを酌量(〈注〉シンシャク)審裁し、当然の道に合(かな)ふものを成人〈略〉と称すべし」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)
    2. [その他の文献]〔白居易‐譲絹状〕

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普及版 字通 「酌量」の読み・字形・画数・意味

【酌量】しやくりよう(りやう)

分量を考える。事情をくむ。唐・陸亀〔(皮)襲美~に代りて書して之れに寄す〕詩 自ら與(とも)に(せんやく)の水を量し 別に書(さいしよ)の牀を安置せしむ

字通「酌」の項目を見る

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