デジタル大辞泉 「新技巧派」の意味・読み・例文・類語 しんぎこう‐は〔シンギカウ‐〕【新技巧派】 大正初期の文学の一流派。芥川竜之介・菊池寛・久米正雄ら第三次・第四次「新思潮」の同人を中心とする作家に対する称。理知的な技巧を重視し、主題の鮮明な作風を示した。新理知派。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「新技巧派」の意味・読み・例文・類語 しんぎこう‐はシンギカウ‥【新技巧派】 〘 名詞 〙 大正(一九一二‐二六)初期の文学の一流派。芥川龍之介・菊池寛・久米正雄などの第三次・第四次の「新思潮」の同人を中心として、自然主義文学や白樺派に次いでおこった流派や作家に対する当時の呼び名。理知的な技巧により現実を再構成することを主眼とした。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例