新浜町(読み)しんはままち

日本歴史地名大系 「新浜町」の解説

新浜町
しんはままち

[現在地名]函館市弁天町べんてんちよう

明治三二年(一八九九)に設けられた町で、函館港の改良工事による弁天台場地先埋立によってできた五町の一つ。西浜にしはま町の地続きにできたので新浜町と命名。明治三八年の戸数二四・人口一三九(伊藤鋳之助文書)。同四二年の町域面積は六千三六六坪(函館区統計)。町域の多くが函館船渠会社(現函館どつく)敷地に組み込まれたため大正九年(一九二〇)の第一回国勢調査時には世帯数二・人口五。


新浜町
しんはままち

[現在地名]青森市安方やすかた二丁目・ほん町三―四丁目の各一部

浜町の北側は荷揚場や倉庫で、民家がなかったが、慶応元年(一八六五)五月「青森町同心家屋敷無之者共八人浜町端作事役所続地銀納之上屋敷地被下置度旨申出」があり、許可され払下げられた(青森市沿革史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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