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新顔野菜 しんがおやさい

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知恵蔵2015の解説

新顔野菜

伝統野菜」のページをご覧ください。

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

新顔野菜
しんがおやさい

栽培や生産、輸送や貯蔵の技術向上を背景に、外食産業や一般市場に新しく流通するようになった野菜の総称。消費者の好みにあわせて新たに商品開発された野菜、海外原産で国内でも生産されはじめた洋野菜、おもに産地だけで消費されていた伝統野菜などがある。民間企業が品種改良で生みだした苦みが少なくビタミンが豊富な「こどもピーマン」、南アフリカ原産のアイスプラントをブランド化した耐塩性の高い「バラフ」、沖縄の郷土料理に用いられる食用ヘチマナーベラー」、セロリの変種といわれ、根を食する「セロリアーク」、ピンク、黄、オレンジなど色とりどりの茎と葉脈が特徴の葉野菜「スイスチャード」など、新顔野菜とよばれるものは、外食産業や野菜ソムリエなどが新しい料理や調理方法と一緒に、レストランや料理雑誌などで紹介したことによって広く知られるようになることが多い。
 新顔野菜の生産は、消費者の野菜離れの影響から農産物のもの余りが生じ、中小規模の農家で話題性や付加価値の高い野菜に取り組む動きが広がったことで盛んになった。そうして生産されるようになったルッコラ、豆苗(とうみょう)、ズッキーニ、モロヘイヤなどは、すっかり定着した「元新顔野菜」である。
 消費者の健康志向を背景に、癌(がん)や生活習慣病の予防効果やフィトケミカル(植物栄養素)に富んだ健康野菜も注目されている。ハンガリー原産のパラディチョンパプリカ、高級中国料理の食材として有名なアワビダケ、ミネラルが豊富で血圧降下や肝機能改善の作用があるとされるグラパラリーフなどは、有用な成分に富む特徴をいかし、食べやすい味や形に改良された新顔野菜といえる。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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