方領(読み)ホウリョウ

デジタル大辞泉 「方領」の意味・読み・例文・類語

ほう‐りょう〔ハウリヤウ〕【方領】

1 直垂ひたたれ・素襖すおうなどのように、前身まえみの左右の端につけた方形の襟。正面中央で合わせて着用する。かくえり。
2 《御方の領の意》堂上家が局住つぼねずみの勤仕をするとき、家領以外に受ける領地。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 直垂 名詞 項目

精選版 日本国語大辞典 「方領」の意味・読み・例文・類語

ほう‐りょうハウリャウ【方領】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 正面中央で合わせる衣類につけた方形のえり。かくえり。⇔円領。〔随筆・安斎随筆(1783頃)〕 〔漢書‐韓延寿伝〕
  3. ② ( 御方の領の意 ) 公家貴族の、家督を相続しないで部屋住みでいる子息(御方)が、朝廷の役職に就いて給される領地。〔故実拾要(1720頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「方領」の読み・字形・画数・意味

【方領】ほうりよう

角えり。

字通「方」の項目を見る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の方領の言及

【公家領】より

…家領の大小は,家格の高下,家々の新古,幕府との密接度によって決定され,領知状における判物・朱印状の区別は,諸大名の場合には一応10万石以上が判物,以下が朱印状であったのに対し,公家の場合は家格・官位によって区別があり,清華・大臣家以上および従一位には判物,それ以下には朱印状をもって発給された。また家領のほか,1634年(寛永11)以降には未家督者に対し〈方領(ほうりよう)〉が支給されたが,これは200石より50石までで一定していない。【橋本 政宣】。…

【五方・五部】より

…また地方を五方に分け,中方は古沙城(全羅北道古阜),東方は得安城(忠清南道恩津付近),南方は久知下城(全羅南道長城か),西方は刀先城(未詳),北方は熊津城(忠清南道公州)を中心とした地方である。五方の長官を方領といい,第2等官位の達率の者があたり,副官を方佐といった。各方領は700~1200人の軍隊を統率し,6~10郡を支配した。…

※「方領」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む