施恵(読み)しけい

精選版 日本国語大辞典 「施恵」の意味・読み・例文・類語

し‐けい【施恵】

〘名〙 金品などを恵むこと。
※新撰字解(1872)〈中村守男〉「施恵 シケイ ホドコシ」 〔周礼‐地官・郷師〕

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デジタル大辞泉 「施恵」の意味・読み・例文・類語

し‐けい【施恵】

[名](スル)金品などをめぐむこと。
「大臣自ら僧尼に―し」〈田口日本開化小史

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普及版 字通 「施恵」の読み・字形・画数・意味

【施恵】しけい

恩恵を施す。〔礼記月令〕(孟春の月)相に命じてを布き令を和(やは)らげ、慶を行ひ惠を施し、下(しも)兆民び、慶賜行して、當らざることる毋(なか)らしむ。

字通「施」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の施恵の言及

【拝月亭】より

…一名《幽閨記》。南方系の楽曲による戯文で,作者は元の施恵ともいわれるが確かでない。元の関漢卿に《閨怨佳人拝月亭》という雑劇があり,筋はほぼ同じ。…

※「施恵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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