施無畏者(読み)せむいしゃ

精選版 日本国語大辞典 「施無畏者」の意味・読み・例文・類語

せむい‐しゃセムヰ‥【施無畏者】

  1. ( 人々の苦しみを救い、無畏を施すというところから ) 観世音菩薩異称
    1. [初出の実例]「若王子(にゃくわうじ)は、娑婆世界本主(ほんじゅ)、施無畏者の大士(だいじ)頂上仏面を現じて、衆生所願をみて給へり」(出典平家物語(13C前)二)
    2. [その他の文献]〔法華経‐普門品〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む