デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日仏尼」の解説 日仏尼 にちぶつに 1231-1299 鎌倉時代の尼僧。寛喜(かんぎ)3年生まれ。日蓮宗。日蓮の身延入山の際,粟(あわ)飯を供養して弟子となり,粟冠(さっか)の姨(うば)とよばれた。下之坊を創建して日蓮につかえ,日蓮の死後,わが子の日了とともに郷里の甲斐(かい)(山梨県)に妙了寺をひらいた。正安(しょうあん)元年8月22日死去。69歳。字(あざな)は妙了。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by