デジタル大辞泉 「日像幢」の意味・読み・例文・類語 にちぞう‐どう〔ニチザウ‐〕【日像×幢】 元日や即位式のときの威儀の具の一。黒塗りの高さ3丈(約9メートル)の柱に、金漆塗りの九輪を貫き、その上に日にかたどった金漆塗りの円板に朱で3本足の烏を描いたものをつけたもの。儀場の庭上に立てる。⇔月像幢。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「日像幢」の意味・読み・例文・類語 にちぞう‐どうニチザウダウ【日像幢】 〘 名詞 〙 元日や即位式のとき、儀場(大極殿・紫宸殿など)の前庭に建てる飾り物の一つ。黒塗りの高さ三丈(約九・一メートル)の柱に金漆塗りの九輪を貫き、その上に、日にかたどった金漆塗りの円板に朱で三本足の烏を描いたものをつけた。⇔月像幢。日像幢〈文安御即位調度図〉[初出の実例]「天皇御二大極殿一受レ朝〈略〉左日像・青龍・朱雀幢」(出典:続日本紀‐大宝元年(701)正月乙亥) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例