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九輪 くりん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

九輪
くりん

塔の上層部である相輪の一部をいう。九重になっているので九輪と呼ばれるが,空中にあるので空輪 (くうりん) とも呼ばれる。もとはインドの貴人の標幟である傘蓋 (さんがい) に由来し,その数が増して九輪となったものである。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

く‐りん【九輪】

寺の塔の頂上部、露盤上の柱にある九つの輪装飾。相輪の一部で、傘蓋(さんがい)の数が増して変形したもの。俗に相輪ともいう。宝輪。空輪。

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大辞林 第三版の解説

くりん【九輪】

寺院の塔の頂上を飾る相輪の部分の名。露盤上の請花うけばなと水煙との間にある九つの金属製の輪。宝輪。空輪。
俗に相輪のこと。 → 相輪

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の九輪の言及

【相輪】より

…九輪(くりん)ともいう。仏塔最上層の屋頂に立つ最上端部。…

【天蓋】より

…当時インドの王侯や貴族は炎暑や熱風,あるいは塵埃を避けるため,従者や下僕に傘蓋(さんがい)をかざさせたもので,貴人の外出には必需の品であった。サーンチーの仏塔をはじめ,多くの仏塔の頂上に2重,3重,あるいは5重,7重と円板を重ねたように見えるものは,多くの在俗の信者たちが寄進した傘を一木の刹(さつ)に連らね,これを頂上にかざしたものであるが,日本ではこれを相輪,九輪と呼ぶ。これもいわば天蓋の一種,あるいはその起源的なものといえる。…

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