日本での手話

共同通信ニュース用語解説 「日本での手話」の解説

日本での手話

全日本ろうあ連盟によると、日本では明治時代にろう学校が設立されたのをきっかけに、手話を用いた聴覚障害者同士の交流が始まった。ただ戦前から1990年代にかけ、日本のろう教育は、相手の口の動きで会話を理解する「口話法」を奨励。口話法は習得が難しく、聴覚障害者の社会的孤立を招いたとも指摘される。一方で手話を使う人が珍しがられ、差別偏見の対象になったとの報告もある。2011年に改正された障害者基本法には「言語(手話を含む)」との表現があるが、連盟はより明確に手話を言語と位置付ける「手話言語法」の制定を求めている。

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