日本テレコム（読み）にっぽんテレコム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

日本テレコム
にっぽんテレコム

ソフトバンクグループの傘下となった，かつての通信事業会社。1984年東日本旅客鉄道 JR系の電気通信事業者として設立（旧日本テレコム）。1985年第一種電気通信事業許可を取得。1986年企業向けの専用サービスを開始。1987年市外電話サービスを開始。1989年同じ JR系の鉄道通信（1986設立）と合併，社名を日本テレコムとして新会社が発足。1992年，鉄道沿いに敷設した光ファイバによる全国ネットワーク（→光ファイバ通信）が完成。1997年には国際系新電電の日本国際通信 ITJと合併。1999年デジタルツーカー 6社の全株式を取得，J-PHONEの社名で全国一貫サービスを確立。2001年イギリスの携帯電話会社ボーダフォンの傘下に入る。2002年日本テレコムホールディングスに社名変更し，電気通信事業を分社化して日本テレコムを新設。2003年アメリカ合衆国の投資会社リップルウッド・ホールディングスに，次いで翌 2004年ソフトバンクに売却された。2006年社名をソフトバンクテレコムに変更。2015年グループ内の携帯電話事業会社ソフトバンクモバイルに吸収合併され，社名をソフトバンクとした。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

日本大百科全書(ニッポニカ)

日本テレコム
にっぽんてれこむ

日本の通信会社の旧名称。2006年（平成18）10月社名をソフトバンクテレコムに変更。

[参照項目] | ソフトバンクテレコム

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)

ASCII.jpデジタル用語辞典

日本テレコム

固定通信事業者。1984年設立。インターネットサービスプロバイダーで、ODNを運営している。2003年7月に米国の投資会社リップルウッド・ホールディングスに経営権が移ったが、2004年7月にはソフトバンクにより買収され、2006年10月に社名を「ソフトバンクテレコム」に変更した。

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