日本鋳鉄管(読み)にっぽんちゅうてつかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本鋳鉄管」の意味・わかりやすい解説

日本鋳鉄管
にっぽんちゅうてつかん

鋳鉄品メーカー。 NKK系。 1937年設立。鋳鉄管では業界3位の地位にあり,売上げの7割は公共需要の多い上下水道管となっている。しかし,主として東京瓦斯向けのガス管ポリエチレンへの転換が進むため伸び悩んでいる。内面粉体塗装管,寒冷地用特殊鉄蓋などは付加価値の高い商品で新分野の開発を進めている。売上構成比は,鋳鉄管 76%,鉄蓋 11%,その他 13%。年間売上高 179億 9200万円 (連結) ,資本金 18億 5500万円,従業員数 416名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日本鋳鉄管」の解説

日本鋳鉄管

正式社名「日本鋳鉄管株式会社」。英文社名「NIPPON CHUTETSUKAN K.K.」。鉄鋼業。昭和12年(1937)「東洋精機株式会社」設立。同14年(1939)「東洋精工業株式会社」に改称。同35年(1960)現在の社名に変更。本社は埼玉県久喜市菖蒲町昭和沼。JFE系の鋳鉄管メーカー。主力は上下水道管。水関連工事の設計施工も行う。東京証券取引所第1部上場。証券コード5612。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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