日本電気硝子(読み)にっぽんでんきがらす(英語表記)Nippon Electric Glass Co., Ltd.

百科事典マイペディア 「日本電気硝子」の意味・わかりやすい解説

日本電気硝子[株]【にっぽんでんきがらす】

日本電気系のブラウン管ガラス・メーカーの最大手。世界シェア約4割。1944年住友通信工業(現日本電気)等の出資により,兵器部品製造を目的として設立。1947年に解散を決議するが,1949年会社再興を決議し事業を再開。ブラウン管を主軸に,液晶パネルなど光・電子関連の先端製品に事業展開。最近は液晶・プラズマ用基板ガラスにも注力本社滋賀県大津市。2011年資本金321億円,2011年3月期売上高3901億円。2011年3月期売上構成(%)は,電子・情報用ガラス84,他用カラス16。海外売上比率70%。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本電気硝子」の意味・わかりやすい解説

日本電気硝子
にっぽんでんきがらす
Nippon Electric Glass Co., Ltd.

ガラス会社。1944年住友通信工業(→日本電気)などにより設立され,真空管用ガラス部品を生産し同社へ供給。戦後工場設備一切を同社へ貸与して同社の硝子課の名称もとに運営される。1947年会社の解散を決め清算事務に入ったが,1949年会社の継続を決議して業務を再開。1965年ブラウン管用ガラス事業に進出。1990年代から海外展開を進める。電子・情報分野における特殊ガラス製品およびガラス製造機械類の製造販売などを単一事業として行なう。フラットパネルディスプレイ FPD用ガラスと自動車用ガラス繊維を二本柱とする。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日本電気硝子」の解説

日本電気硝子

正式社名「日本電気硝子株式会社」。英文社名「Nippon Electric Glass Co., Ltd.」。ガラス・土石製品製造業。昭和19年(1944)設立。本社は大津市晴嵐。NEC系の特殊ガラス製品・製造機器メーカー。液晶・プラズマディスプレイ用ガラスの大手。光関連ガラスや電子デバイス用ガラスなど電子部品向けも手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード5214。

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