デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日満」の解説 日満 にちまん 1272-1360 鎌倉-南北朝時代の僧。文永9年生まれ。阿仏房の曾孫。日蓮宗。日興に師事し,郷里の佐渡(新潟県)に妙宣寺をひらく。日興より北陸の別当に任命され,のち妙満寺をひらいた。延文5=正平(しょうへい)15年3月21日死去。89歳。俗姓は遠藤。字(あざな)は興円。通称は佐渡阿闍梨(あじゃり)。号は如寂房,真成房。著作に「方便品読不問答記録」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例