日立精機(読み)ひたちせいき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日立精機」の意味・わかりやすい解説

日立精機
ひたちせいき

工作機械メーカー。 1936年国産精機として設立タレット旋盤を生産。翌 37年日立製作所に合併し子会社となる。 41年日立工作機,篠原機械を合併して現社名に変更。第2次世界大戦後,日立製作所より 51年に分離独立。タレット旋盤,フライス盤改良と各種工作機械の生産に従事。現在は NC旋盤マシニングセンタ主力フレキシブル生産システム FMSなどシステム化に向けてソフト開発も手がける。売上構成比は,汎用工作機械 71%,専用工作機械 14%,部品工具ほか 15%。年間売上高 429億 1300万円 (連結。うち輸出 53%) ,資本金 50億 6000万円,従業員数 874名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android