日航安全啓発センター

共同通信ニュース用語解説 「日航安全啓発センター」の解説

日航安全啓発センター

2006年に日航羽田空港に設置した施設で、日航ジャンボ機墜落事故の原因となった圧力隔壁や、落下した巨大な垂直尾翼の一部、乗客遺書時計などの遺品を展示する。残骸は以前、社員教育用として分散して保存していたが、遺族要望や専門家の提言を受け、同センターで保存・展示することになった。「安全運航の継続は終わりのない永遠の課題である」との言葉を掲げ、事故教訓を風化させず、安全運航の重要性を再確認する場と位置付ける。予約制で一般見学も受け入れている。19年7月末までに延べ24万7千人が訪れた。うち日航グループ社員は11万5千人。

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