日野資長(読み)ひの すけなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日野資長」の解説

日野資長 ひの-すけなが

1119-1195 平安時代後期の公卿(くぎょう)。
元永2年生まれ。日野実光の次男。母は高階重仲(たかしなの-しげなか)の娘。永暦(えいりゃく)元年(1160)参議となり,のち権(ごんの)中納言,民部卿。正二位。63歳で念願出家をとげた際,九条兼実から末代の幸人と評される。日野民部卿,日野入道とよばれた。建久6年10月6日死去。77歳。日記に「資長卿記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android