日高重孝(読み)ヒダカ シゲタカ

20世紀日本人名事典 「日高重孝」の解説

日高 重孝
ヒダカ シゲタカ

大正・昭和期の郷土史家 宮崎県立博物館長。



生年
明治17(1884)年10月3日

没年
昭和55(1980)年3月5日

出生地
宮崎県宮崎郡中村町(現・宮崎市)

旧姓(旧名)
田村

別名
初名=奈太郎

学歴〔年〕
東京帝大文科大学史学科国史学専修〔明治43年〕卒

主な受賞名〔年〕
宮崎県文化賞〔昭和28年〕

経歴
教員となり順天中学校や広島県立福山中学校などで教鞭を執る。また、歴史学者喜田貞吉の下で「日向国史編纂に携わるなど宮崎県の郷土史研究も行い、多くの論文著作を世に出した。昭和5年宮崎県立宮崎中学校長に就任し、その後は宮崎図書館長や上代日向研究所長・宮崎県立博物館長などを歴任著書に「日向今昔物語」「九条兼実-月の輪関白-」「日向神話と伝説」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日高重孝」の解説

日高重孝 ひだか-しげたか

1884-1980 大正-昭和時代の教育者
明治17年10月3日生まれ。喜田貞吉の下で「日向(ひゅうが)国史」の編修にしたがう。昭和5年郷里宮崎県で宮崎中学校長となり,宮崎図書館長,上代日向研究所長,県立博物館長をつとめた。昭和55年3月5日死去。95歳。東京帝大卒。旧姓は田村。著作に「日向今昔物語」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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