宿弊(読み)シュクヘイ

デジタル大辞泉 「宿弊」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐へい【宿弊】

古くから続いている弊害年来悪習。「宿弊を一掃する」
[類語]旧弊積弊流弊弊害通弊語弊古い時代遅れ流行遅れ古風こふう昔風むかしふう旧式陳腐前近代的旧態依然中古オールドファッション昔ながら古式時代錯誤アナクロアナクロニズム固陋ころう頑愚頑迷気質かたぎ時弊余弊

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「宿弊」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐へい【宿弊】

  1. 〘 名詞 〙 古くから続いている悪習。年来の弊害。〔新令字解(1868)〕
    1. [初出の実例]「謹而惟(おもんみ)るに、太政一新聖明英断を以て封建の宿弊(シュクヘイ)を改革し」(出典:新聞雑誌‐九号・明治四年(1871)八月)
    2. [その他の文献]〔国老談苑〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宿弊」の読み・字形・画数・意味

【宿弊】しゆくへい

積弊。

字通「宿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android