日本歴史地名大系 「旧茂木家住宅」の解説 旧茂木家住宅きゆうもてぎけじゆうたく 群馬県:富岡市神原村旧茂木家住宅[現在地名]富岡市宮崎神農原(かのはら)にあったが昭和四五年(一九七〇)国指定重要文化財となり、解体して宮崎(みやざき)公園地内に移築復元されている。茂木家は神農原字向山(むこうやま)にあった大山(おおやま)城主の後裔と伝え、近世には代々名主を勤め、元禄八年(一六九五)の名寄帳(茂木文書)によると総反別三町二畝余、うち屋敷一反六畝余をもっていた。また当家は大永七年(一五二七)の建築で、その墨書が納戸の大根太にあったという。また「へや」の部分の大曳に「大□□年 宝永五年迄百八拾年 茂木政右衛門相改」の墨書が確認された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by