早川伝四郎(読み)はやかわ でんしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「早川伝四郎」の解説

早川伝四郎 はやかわ-でんしろう

1698-1749 江戸時代中期の歌舞伎役者,歌舞伎作者
元禄(げんろく)11年生まれ。早川伝五郎義弟役者としては実事,実悪などをこなしたが,元文はじめごろから作者をかね,本領を発揮。江戸中村座で立作者として活躍した。寛延2年5月4日死去。52歳。俳名は昇虫。作品に「曾我(そが)物語稚(おさな)日記」「塩谷判官(えんはんがん)故郷錦」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android